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【株式会社輪・小西社長インタビュー】

元山 ゆず香

監修者

介護福祉士

元山 ゆず香

大学を卒業後、特別養護老人ホームにて現場業務に従事。その後、福祉系大手企業に入社し、エリアマネージャーとして、施設介護事業・居宅介護事業・障害福祉サービス事業でのエリアマネジメント・行政対応を経験。また、法人本部に異動し教育部門・監査担当部門の部長を歴任。現在は全国の介護・障害福祉事業所の支援やセミナーの開催、DXO株式会社での介護関連事業の支援などを実施。

詳細プロフィール

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「また会いたい。」とご利用者様に思ってもらえる事業所へ!

Q.起業のきっかけを教えてください

 前職は自動車部品(ブレーキ)の生産技術部で働いていました。ものづくりの魅力は、いろんな工程でいろんな人が携わることで出来上がっていくということなんです。それぞれの持ち場で自分の仕事をしっかり発揮するという工程が好きですね。そして何より人が好きなんです。はじめは思い思いの方向を向いている人たちが、目的意識を1つにして、同じ方向を向き始める過程なんかワクワクしますよね。それを体感出来ていたのが前職でした。

 もっともっと人にフォーカスした仕事をしたいと考えていたときに、仕事のすべてが人である介護のお仕事に興味を持ったんです。それで自分で立ち上げまでチャレンジしようと思いました。

Q.事業所名の由来を教えてください

 事業所名は「輪(りん)」と読みます。小さい木から年輪がひろがっていくように、この事業所から少しずつしっかりと、笑顔の連鎖を広げていきたいという想いを込めています。その想いを忘れないように、行動指針も4つ定めました。

 ・楽しく魅力的でかつ笑顔の絶えない環境づくりを心かけます。                     

 ・ お客様、仲間、自分に対し、愛と信頼を築き合い思いやりをもった行動を心かけます。          

 ・ 自分の可能性を拡げる挑戦心をもった行動をします。                         

 ・ また会いたいと思ってもらえる人になります。

Q.経営する上で大切にしていること

 行動指針を全うするために、ヘルパーさん全員が毎日笑顔でいてくれるようにすることを私は意識しています。笑顔を絶やさずに毎日ご利用者様に届けることが、“また会いたい。”とご利用者様に思ってもらえる近道だと思います。

 ヘルパーさんは訪問に入ったら、ご利用者様と1on1の関係なので、その場で起きた課題感や覚えた不安を家に持ち帰らないようにしてもらいたいですね。そのためにもなるべく吐き出してもらえるように、連絡はこまめにとっているし、週に一回は事務所に立ち寄ってもらって、なるべく対面で話せる時間を作るようにしています。

Q.訪問介護のお仕事のやりがい

 ご利用者様と一対一のコミュニケーションを続けることで、距離が縮まっていく瞬間にやりがいを感じますね。

 最初の頃は、とにかく戸惑ったのを覚えています。訪問するご家庭によって、同じ支援をするにも毎回ルールややりかたも違うので、それを知ろうとするのでいっぱいいっぱいになっていたと思います。ただ、真剣にそれに向き合ううちに、「ありがとう」と言ってもらえることが増えてきて、どんどん訪問するのが楽しみになってきたんです。自分が来ることを待ってくれているんだな、と感じられたときにはやっててよかったな、と思いましたね。

Q. 事業所として大切にしていること

 行動指針の通り、楽しく明るく働くこと。ご利用者様に、「また来てね。」と言ってもらえるようにサービスに向き合うこと。ヘルパーさんにも伝えているのはこの部分ですね。

 ものづくりと同じように、1つのプロジェクトを成功に導くために事業所全体で同じ方向を向こうといつも行動指針のところを意識的に伝えています。

Q.事業所としての今後の夢やビジョンは?

 もっともっと、行動指針の浸透を図っていきたいですね。「また来てね。」と言ってくれるご利用者様を1人でも多く増やすために、という意識を強く持つことと、そのためにも笑顔で働いてくれるヘルパーさんが増えていってくれることが私の理想です。

 ヘルパーさんにとって、仕事に行くのがむしろストレスの開放と捉えてくれるような、楽しい職場環境を整えていきます。