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デイサービス(通所介護)と訪問介護の違いは?それぞれの特徴とメリットデメリットなど徹底解説!

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「デイサービスってどんなサービス?」「訪問介護って何が違うの?」

そう思う方もいるのではないでしょうか。

実は、デイサービスと訪問介護はそれぞれ異なるサービスで、利用目的や提供内容に違いがあります。

今回の記事では、デイサービスと訪問介護の違い、それぞれのメリットやデメリットについて詳しく解説していきます。

デイサービス(通所介護)とは

通所介護(デイサービス)は、要介護者が自宅で自立生活を実現するために利用できる施設で、介護サービスを日帰りで受けられるものです。

デイサービスにおいては、機能訓練を通じた身体能力の保持や向上、日常生活で必要な食事や入浴のサポートが行われます。

利用者は自宅から施設へ通うことで、健康チェックや入浴支援、排泄の補助、昼食提供、アクティビティなどのサービスを受けることができます。

通所介護についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

通所介護とは?利用するメリットや料金などについて徹底解説!

デイサービスと訪問介護の違いは?

デイサービスと訪問介護は、どちらも高齢者や障害者の支援サービスですが、サービス内容や費用面でいくつかの違いがあります。

それぞれについて詳しく解説していきます。

サービス内容が違う

デイサービスと訪問介護のサービス内容は以下の通りです。

サービス内容

デイサービス(通所介護)

・リハビリテーション

・レクリエーション

・食事

・入浴

など

訪問介護

・身体介護

・生活援助

・通院等乗降介助

デイサービスは、施設を利用して様々なサービスを提供するもので、リハビリテーションやレクリエーション、食事や入浴サービスなどが含まれます。

利用者は施設に通い、一定時間を過ごすことで、社会参加や自立支援を促します。

一方、訪問介護は、利用者の自宅に介護スタッフが訪問し、身体介護や生活援助のサービスを提供します。

自宅での生活を維持したい方や、通所が困難な方に適しており、個別のニーズに応じた柔軟なサポートが可能です。

費用が違う

デイサービスと訪問介護の費用は、利用者の所得や介護度、サービス内容によって異なります。

どちらも介護度に応じて介護保険制度を利用することができ、一部負担金が必要です。

デイサービスは施設利用料や食事費がかかる場合がありますが、訪問介護は自宅で受けるため、施設利用料はかかりません。

ただし、訪問介護では交通費が別途必要な場合があります。

デイサービスは社会参加やレクリエーションを重視し、訪問介護は自宅での生活支援を目的としています。

利用者のニーズや家族の状況に応じて適切なサービスを選択することが大切です。

デイサービスと訪問介護のメリットとデメリット

デイサービスと訪問介護の異なる点は上述の通りですが、その違いに応じたメリットとデメリットが存在します。

ここでは、デイサービスと訪問介護のメリットとデメリットをそれぞれ解説していきます。

デイサービスのメリット

デイサービスのメリットは以下の通りです。

①社会参加の機会提供

②家族の負担軽減

この2点について解説していきます。

社会参加の機会提供

デイサービスでは、高齢者や障害者が他の利用者と交流する機会があり、孤立感を軽減できます。

さらに、趣味やレクリエーションを共有し、新たな友達を作ることができるので、心身の健康にも良い影響を与えます。

家族の負担軽減

利用者がデイサービスに通うことで、家族は仕事や自分の時間を有意義に過ごせます。

また、心配事や悩みを相談できるプロフェッショナルがいるため、精神的負担も軽減されます。

デイサービスのデメリット

デイサービスのデメリットは以下の通りです。

①通うことによる負担

②スケジュールに制約がある

この2点について解説していきます。

通うことによる負担

デイサービスを利用する際には、利用者が施設まで移動することが必要です。

体調が悪い場合や交通手段が制限されている状況下では、通所が負担となることがあります。

遠方に住む利用者にとっては、時間がかかるだけでなく、移動コストも高くなることが考えられます。

また、天候や交通事情によっては、通所が難しくなる場合もあります。

スケジュールに制約がある

デイサービスでは、施設が定めるスケジュールに沿ってサービスが提供されるため、利用者の自由度が制限されることがあります。

例えば、急な用事や予定変更に対応が難しい場合があります。

また、利用者が特定の時間帯にサービスを受けたいと希望しても、施設のスケジュールが合わないことで要望に応えられないことがあるでしょう。

訪問介護のメリット

訪問介護のメリットは以下の通りです。

①自宅でサービスが受けられる

②個別対応を行ってもらえる

自宅でサービスが受けられる

 訪問介護では、利用者が自宅で過ごすことができるため、リラックスできる環境でケアを受けられます。

そのため、環境への適応が難しい方におすすめのサービスです。

個別対応を行ってもらえる

訪問介護員が居宅でサービスを提供するため、居宅にある物を使用するなど柔軟な対応が可能です。

利用者の生活リズムに合わせて1人1人に最適化されたサービスを受けられます。

訪問介護のデメリット

訪問介護のデメリットは以下の通りです。

①サービスが限定的

②社会的交流が少ない

サービスが限定的

訪問介護では、デイサービスほど多様なサービスを提供できないことがあります。

例えば、施設内でのレクリエーションや集団での交流が少ないため、社会的な刺激が減ることがあります。

また、専門的なリハビリテーションや栄養管理などのサービスも限られることがあるため、利用者のニーズに応じて適切なサービスを選択することが重要です。

社会的交流が少ない

訪問介護は自宅でのケアが主となるため、他の利用者との交流が限定的となります。

これにより、孤立感が増すことがあるため、家族や近所の人とのコミュニケーションが重要になります。

本人やその周囲の人たちが積極的に関わりを持ち、孤立感を軽減するよう努めることが大切です。

まとめ

今回はデイサービスと訪問介護の違い、各々のメリットとデメリットを解説しました。

介護サービスを受ける際は、自分の生活スタイルに合うサービスを選ぶことが大切です。

それぞれの特徴をしっかり理解し、どちらのサービスを受けるのがいいかを決めるようにしましょう。