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前職は複数の事業所を運営する会社におり、ケアマネジャーに就いていました。在宅介護では、施設と比べて、ご利用者様の意思・希望をもとに一緒にサービスを作り上げていくことが出来る、ということをやりがいに感じていました。そんななか、施設サービスへの異動の辞令をもらったのですが、在宅介護へのこだわりを捨てきれず、ケアマネージャーとしての独立を決心しました。
それから1年半、居宅介護のみをやってきたのですが、どの事業所も人不足という課題があり、思い描いたサービスが手配できないということがありました。また、現場との連携が図りにくい部分も感じていました。そんなときに、もともとのお知り合いから一緒にやらないかと相談をもらい、訪問介護の事業所も立ち上げることになりました。
ロボット・AIなど今後どんどん介護に入ってくると思われますが、わりと消極的な拒否反応が起こる業界だろうなと考えています。【らぼ】や法人名の【研究所】には、そんな変化を恐れない、研究機関のようなスタンスでいよう、という意味合いを込めています。
ネットやモバイル化、DX推進などなど、日々進化する技術を積極的に活用して、現在の業務をより効率よくすることはできないか?そして、もっとご利用者さまに向き合う時間を作り出せないか?と常に工夫し続ける、考え続ける事業所でありたいです。
事業の全責任を最終的に負う、という覚悟感を持つことを、経営者個人としては大切にしています。そして、「ご利用者様には自立し、楽しく過ごしてほしい。」という事業所の理念を実現するために、社員のみなさんがご利用者様にしっかりと向きあい、支援を行える職場環境を作ることを率先して進めています。皆が安心して働ける、環境や仕組みづくりをすることで、集中してご利用者様に向き合えると考え、日々動いております。
管理者とサ責の2人は立ち上げのときから活躍をしてくれています。あとはヘルパーさん同士の紹介で入ってきてくれている方が多いですね。ケアマネとしてほかの事業所の方とも多く関わりますが、この仕事が好きで、やりがいをもって働いてくれているメンバーが多いな、と感じますね。
安心して働ける環境を作るためにも、何か困ったことがあったら全部持ち帰って相談してね、とは日々伝えていて、みんな実践してくれています。事業所全体で、ご利用者様のお悩みには向き合っていきたいですね。
月並みですが、ほかの業界のお仕事と比べたときに、「ありがとう」と言ってもらえる機会に圧倒的に多く出会えるお仕事ですね。
起業理念「皆が生きがいを持ち安心して暮らせる社会を作る。」
これを追求するためには自社だけではできないので、連携の幅を広げていきたいと思っています。また、体制作りをもっと進めてより働きやすい環境をつくりたいですね。