本記事では、訪問介護の特定事業所加算運営の管理に関して
・管理すべき項目
・管理する上でよくある課題
についてお伝えします。
目次
特定事業所加算の運用で管理すべき項目は以下の通りです。
◆計画的な研修の実施
◆会議の定期的開催
◆定期健康診断の実施
訪問介護の事業所向けに、特定事業所加算運用の良い例と悪い例、正しく運用するポイントなどをまとめました。
<目次>
1.特定事業所加算運用の良い事例・悪い事例
2.特定事業所加算を正しく運用するポイント
3.研修の運用ポイント
4.会議の運用ポイント
5.指示報告の運用ポイント
6.健康診断の運用ポイント
7.同行研修の運用ポイント(障害のみ)
8.事務代行の選択肢(本部、事務代行、事務)
9.まとめ
特定事業所加算を運用にあたり、よく話に上がる課題は次の通りです。
『要件は理解しているが、管理しきれない』
『毎回の指示報告の指示出しが間に合わない』
『要件自体がよくわからない』といった事です。
実際、特定事業所加算の取得後は行うべき業務が増え、実施していくことが大変なのはもちろん、これらが出来ているか否かまで管理することはとても困難です。
管理者、サービス提供責任者の皆さんは、ヘルパーさん全員に指導を行う必要があり、現場を回すことでも手一杯で、とても実施出来ているか否かまで手が回りません。
特定事業所加算の運用ができず、実地指導で指摘を受けると、取得した特定事業所加算の返還を求められるケースがあります。
もし、特定事業所加算の運用が自社で難しい場合は、運用を専門の会社に依頼するという手があります。
運用の依頼費をケチって諦めるより、運用費を払って特定事業所加算を取得した方が手残り額は大きくなりますので、検討してみることをお勧めします。