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実は自社でも出来る!?喀痰吸引等研修の開催方法について

2021-11-02

元山 ゆず香

監修者

介護福祉士

元山 ゆず香

大学を卒業後、特別養護老人ホームにて現場業務に従事。その後、福祉系大手企業に入社し、エリアマネージャーとして、施設介護事業・居宅介護事業・障害福祉サービス事業でのエリアマネジメント・行政対応を経験。また、法人本部に異動し教育部門・監査担当部門の部長を歴任。現在は全国の介護・障害福祉事業所の支援やセミナーの開催、DXO株式会社での介護関連事業の支援などを実施。

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今回は、『喀痰吸引等研修を自社で開催する方法』についてご紹介をしていきます!

 

喀痰吸引等研修とは

喀痰吸引等研修とは平成24年4月1日より開始された
「介護職員がたんの吸引や胃ろうや腸ろう等の経管栄養を実施する為に必要な資格を取得する研修制度」です。

 

都道府県に認定された研修機関に研修を依頼し、

①50時間の通学研修
②筆記試験
③シミュレーターを活用した演習・試験
④対人での実地研修

を終えて、資格取得が出来ます。

コロナ禍で変わった喀痰吸引等研修

喀痰吸引等研修については以前に比べて受講しやすくなってきている傾向はあります。

 

コロナ禍にて以前は9日間通わなければならなかった通学も、
2日間の通学で資格取得が出来るようになり、資格取得の難易度は大幅に下がったとも言えます。

 

また、通学期間が短くなったことから受講料自体も以前と比べて安価になってきている傾向がある為、
安定的に職員に資格取得が行いやすくなってきています。

 

喀痰吸引等研修の自社開催について

医療的ケア教員を受講した正看護師(実務経験5年以上)が喀痰吸引等研修の講師としての資格を取得することが出来る為、
自社で講師を準備出来れば喀痰吸引等研修を実施することが可能です。

 

自社開催の大きなメリットは以下の通りです。
①自分たちの都合良いタイミングで講義が出来る
②必要になったら資格取得を素早く実現出来る
③受講欠勤者などが出ても補講が行いやすい
④少人数でも研修開催が実現出来る

 

上記は研修機関に依頼していると出来ない大きなメリットではあります。

 

一方で資格取得を実現する為には「都道府県からの研修機関認可」や「座学を実施する為のテキスト」、
「講義時間の確保」、「筆記試験やシミュレーターの準備」等について準備も必要である為、
この点をどう実施していくかが大きな課題となります。

研修機関との連携により自社開催を実現している事例

自社開催に伴う課題は「研修機関と連携・協力」をすることにより、解決に導くことが出来ます。

テキストや備品などは研修機関に準備してもらう、など研修機関にあるノウハウを一定共有してもらうことにより
自社での準備負担を大幅に軽減して運用していくなどもポイントの1つです。

 

当社でも介護事業者様と連携して自社研修開催を実現している事例もございます。
詳細を確認されたい事業者様はお気軽にお問い合わせください。

 

レバウェル介護の記事に取り上げられました!ぜひ合わせてお読みください。

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お役立ち資料:喀痰吸引等研修の受講をご検討の方に

喀痰吸引等研修の受講を検討しているものの、どのような研修を受講したらよいかわからない方向けの資料です。
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