訪問介護の月額料金は？介護度ごとの費用例についても解説！

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訪問介護事業所の開設完全理解マニュアル

訪問介護事業所を開設したいという方に向けて、訪問介護事業所開設に関する情報をまとめました！
＜目次＞
１）訪問介護事業所の開業のステップ
２）訪問介護事業所が満たすべき基準
３）訪問介護事業所の開業にかかる費用
４）訪問介護事業所の資金調達方法
５）訪問介護事業所の開業で失敗してしまう理由と解決策
６）訪問介護事業所が収益を増やす方法
７）まとめ

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「訪問介護の月額料金ってどのくらい？」「適切な料金はどれくらいなの？」

そう思う方もいるのではないでしょうか。

訪問介護の月額料金を把握することで、適切なサービスを選ぶ手助けとなります。

今記事では、訪問介護の月額料金に関する情報についてご紹介していきたいと思います。

訪問介護の料金は？

訪問介護の費用について、いくら必要か気になるところです。

以下は訪問介護のサービス提供時間とその単位数をまとめたものになります。

参考：WAMNET

介護保険を使って訪問介護を受ける際、基本的には費用の1割が自己負担となりますが、所得によっては2割や3割に上がることもあります。

料金は1回ごとに数百円から数千円程度で、サービスの種類や所要時間によって詳細に設定されており、利用者のニーズに合わせやすい仕組みが特徴的です。

さらに、費用は要介護度によって変動しない点も重要です。

ただし、介護度が上がると、身体介護など時間がかかるサービスが増えるため、結果として要介護度の高い方が費用が高くなるケースが多く見られます。

訪問介護の区分支給限度額は？

介護度ごとの区分支給限度額は、介護保険制度において、利用者が受けられるサービスの範囲と費用を決定するための指標です。

この制度は、利用者の介護が必要な程度（介護度）に応じて、利用できるサービスの金額が異なります。

具体的な金額は、以下のようになります。

参考：厚生労働省

これらの区分支給限度額内で、利用者は自由に訪問介護やデイサービスなどの介護サービスを組み合わせて利用することができます。

ただし、利用者は一定割合の自己負担があり、通常は10%が自己負担となります。

訪問介護の月額料金の例

ここでは、訪問介護を利用した場合の具体的な料金の例をご紹介します。

介護度ごとに解説しているので、ぜひ参考にして下さい。

要介護1の場合

要介護1の方向けのサービス内容は、身体介護が15分、生活援助が40分です。

サービス頻度は月あたり8回を想定しており、身体介護の費用は1回あたり167円、生活援助の費用は1回あたり183円です。

そのため、1割負担で支払う金額は2800円です。

要介護2の場合

要介護2の方向けのサービス内容は、身体介護が25分、生活援助が45分です。

サービス頻度は月あたり10回を想定しており、身体介護の費用は1回あたり250円、生活援助の費用は1回あたり183円です。

そのため、1割負担で支払う金額は4330円です。

要介護3の場合

要介護3の方向けのサービス内容は、身体介護が45分、生活援助が50分です。

サービス頻度は月あたり12回を想定しており、身体介護の費用は1回あたり396円、生活援助の費用は1回あたり225円です。

そのため、1割負担で支払う金額は7452円です。

要介護4の場合

要介護4の方向けのサービス内容は、身体介護が1時間15分、生活援助が60分です。

サービス頻度は月あたり14回を想定しており、身体介護の費用は1回あたり663円、生活援助の費用は1回あたり225円です。

そのため、1割負担で支払う金額は12432円です。

要介護5の場合

要介護5の方向けのサービス内容は、身体介護が1時間45分、生活援助が70分です。

サービス頻度は月あたり16回を想定しており、身体介護の費用は1回あたり747円、生活援助の費用は1回あたり225円です。

そのため、1割負担で支払う金額は15552円です。

まとめ

今回は訪問介護の料金に関して、具体的な試算も交えて解説しました。

訪問介護サービスを受けることを検討している方は、実際にサービスが開始する前に具体的にどれ位の費用感であるのかなどを把握しておくようにしましょう。