厚生労働省より介護保険最新情報Vol.1468「科学的介護情報システム(LIFE)第1回説明会の動画及び説明資料の公開について」が令和8年2月5日に発出されました。
①科学的介護情報システム(LIFE)について理解を深めることを目的として、令和7年11月26日と27日に開催された説明会の動画と資料が公開された
②内容は令和6年度介護報酬改定における変更点をふまえたLIFEの利活用方法等
そもそも…
科学的介護情報システム(LIFE)とは?
全国の介護データを収集・分析し、現場にフィードバックすることでケアの質の向上(PDCAサイクル)を支援するWebシステムです。具体的には、介護事業所が利用者のADL(日常生活動作)、栄養状態、認知症の状況、ケア計画などのデータをLIFEに入力・送信し、それを全国から集まったデータと突合せ分析したものをフィードバックとして還元するといったものです。事業所はフィードバックを活用し、「自施設の利用者の状態は全国平均と比べてどうか」「過去と比べてどう変化したか」などを確認し、ケア計画や業務内容の改善につなげることができます。
システム導入の費用等はなく、LIFEの活用は多くの加算の算定要件にもなっています。
令和6年度介護報酬改定における変更点(一部抜粋)
・完全Web化でアプリが不要になった
専用アプリが必要な場合もありましたが、Microsoft EdgeやGoogle ChromeなどのWebブラウザだけで利用できるようになりました。
・提出タイミングの統一
データの提出頻度が原則「少なくとも3か月に1回」に統一されました。また、利用開始日が月途中の場合などの提出期限ルールが整理され、スケジュールの管理がしやすくなりました。
・LIFEを使用したことによる評価を重視するために加算の要件が見直された
上記のような「システムの刷新」「入力・運用の効率化」「評価内容の充実」という面での変更がされています。
今回公開された動画・資料
①基礎編
https://www.youtube.com/watch?v=jI-n_rje-8c
②良くあるお問い合わせ編
https://www.youtube.com/watch?v=NHQo-O5G90o
科学的介護情報システム(LIFE)の活用は、介護事業所におけるケアの質の向上や現場のケアに対する意識によい影響をもたらすと考えられます。
一方で、効果的に活用するには、ICT環境の整備など事業所内での新たな体制づくりが必要です。
今回公開された動画や資料をもとに、LIFEの利活用について改めて検討してみるのもよいかもしれません。
◆原文はこちらからご確認ください。