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株式会社アクティブ

【ステップアップ川崎・目黒社長インタビュー】

元山 ゆず香

監修者

介護福祉士

元山 ゆず香

大学を卒業後、特別養護老人ホームにて現場業務に従事。その後、福祉系大手企業に入社し、エリアマネージャーとして、施設介護事業・居宅介護事業・障害福祉サービス事業でのエリアマネジメント・行政対応を経験。また、法人本部に異動し教育部門・監査担当部門の部長を歴任。現在は全国の介護・障害福祉事業所の支援やセミナーの開催、DXO株式会社での介護関連事業の支援などを実施。

詳細プロフィール

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一歩一歩積み重ねて、地域で必要な事業所で居続けたい

Q.起業のきっかけを教えてください

 以前は父の経営する個人商店で医療機器や医薬品の販売をしていました。父が亡くなった際に事業を引き継ぐうえで、法人格にしようと思ったのが株式会社アクティブを設立したきっかけです。まずは同じ事業を継承していました。

 ただ、時代の流れでこれだけでは続けられなさそうだと考え、別のビジネスをする必要があると思い始めました。ちょうど同業の知人が同じような理由で訪問介護をはじめたのをきっかけに、そこで試しに働かせてもらったことで自分でもできるイメージが湧き、弊社でも事業所を立ち上げようと考えたわけです。

 これまでは病院の先生に営業をしていましたが、一度もありがとうなんていわれたことはないし、邪険に扱われることだってしょっちゅうでした。一方介護では、毎日ありがとうと言ってもらえるんです。仕事をしてお金をもらって、そのうえ感謝されるなんて、と衝撃だったことを今でも覚えていますし、一生懸命働こうと思えました。「こちらこそありがとうございます。なんでも仰ってください。」と心から思ってますね。

Q.事業所名の由来を教えてください

 会社・事業所が常にステップアップしていきたいという想いと、利用者様の様々なステップを一緒に踏んでいきたいという想いを重ねて選んでいます。

 いずれ事業所を複数持ちたいという想いから、川崎という地名も付けています。その地域の名前があればご利用者様にも安心してもらえるとも思いますしね。

Q.経営する上で大切にしていること

 社長とは人徳がある人間ではないといけないと考えています。でないと、従業員もご利用者様もついてきてくれませんから。だから私のふるまいを常に意識しています。

 従業員もご利用者様も、ケアマネさんも病院関係の方もみんな人。動いてもらわないとビジネスは回りません。

Q.どんなヘルパーさんがいるのか

 私と妻以外に常勤2名の4名体制です。この2名は立ち上げからずっと働いてくれています。ほかにも登録さんが複数名いましたが、コロナの影響でご利用者様が一時的に減ったタイミングで、お仕事を用意できないことが出てきて、いまの体制に落ち着きました。またご利用者様が戻ってきたら、このヘルパーさんたちも戻ってきてくれる方もいると思います。今春にも1人戻ってきてくれる予定です。

Q.ヘルパーさんが活躍してもらえるように気をつけていること

 訪問介護の事業所でヘルパーさんが辞めてしまうのは、利用者さんとのトラブルのフォローを事業所がしてあげられなかったことが要因になることが多いと思います。そういったときに間に立って、調整することを私は気を付けてやってきました。それがうちではヘルパーさんが長く活躍してくれている要因になるのかもしれないです。過去の営業経験が生かせている部分かなと思います。

Q.今後の事業所の夢やビジョン、目標を教えてください

 1つ施設を持ってみたい、という想いはありますね。具体的にいつまでに、というわけではありませんが。住居もあり、外出も手伝えて、という、ご利用者様にとって、生活に必要な一連の支援がすべてできる法人になりたいとは思います。

 また、人を育ててその人に新しいステップアップ○○(地域名)を任せたいという思いもあります。だからそのために、一連の事業所運営が完璧に一人で出来るような人を育てていきたいですね。